山田さん:日本は四季が存在し、年間を通して様々な表情を見せてくれます。ベルリンは暑いか寒いかの極端な気候なので、徐々に移り変わるシーンがそこまで見える訳ではありません。そこが日本の魅力だと思い、日本の美しさを世界に伝えたいという気持ちから3年前から47都道府県や島々をめぐり、日本の風景の魅力を撮影しています。11月にはこれまで日本を撮影した写真集が発売されます。
---日本と海外をそれぞれ過ごしたからこそ得られる発見ですね。そんな中、今回の「#GOPACKPACK」プロジェクトのお話を聞いた時は、率直にどう感じましたか?
山田さん:「おもしろそう!」と感じました。普段は日本とベルリンを往復して二拠点生活していますが、モロッコを旅できるなんて、めったにないなと当日までワクワクしていました。
---このお話を聞いた時、奥さまはどのようにおっしゃっていましたか?
山田さん:「いいじゃない」と、背中を押してくれました。妻は自分の新しい取り組みをいつも後押ししてくれるので、そのひと言で安心しました。旅中は、自分がアップしたインスタグラムの投稿を、随時、子どもに共有していたみたいです。なので、旅を終えて帰宅したときも、どんな所に行っていたか、だいたいを知っていたようで、あまり質問攻めになることもなかったですね(笑)。
■モロッコの子どもの笑顔に涙が溢れそうに
---今回は参加者同士のチームビルディングを図るためのプレイベントを経て、モロッコでの旅が始まりました。メンバーは世界各国から集まったわけですが、一番印象に残っている人はいましたか?