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【インタビュー】「手軽に出来る小さい環境保全」
タレント・中村優さんが思うプロギングの魅力とは

競うことではなく、経験することを追求し、自然に触れる距離と時間を大切にするためのライフスタイルやアイデアを発信するウェブメディアコンテンツ。
日々の生活の中で気軽に自然を感じ、体感するための情報を紹介します。
記念すべき第1回目は、タレント兼スマイルランナーこと中村優さんを取材しました。中村さんがいまハマっている「プロギング」とは? そして中村さんがプロギングをする意義とは? など教えていただきました。

【中村優】
奈良県出身。2005年に「ミスマガジン2005 審査員特別賞」を受賞。2006年にはTBS『王様のブランチ』のブランチリポーターを、同年にテレビ神奈川(tvk)の音楽バラエティー番組『saku saku』のメインMCを務める。現在は走るタレントとしてイベントの特別ゲストやモデルとして度々登場。フルマラソン28回、100kmマラソン2回完走する実績を持つ。


■世界的ムーブメントになっている「プロギング」とは

プロギングとは、2016年ころにスウェーデンで始まった新しいスポーツ。スウェーデン語のゴミ拾い(Plocka upp)とジョギング(Jogging)を組み合わせた造語で、走りながらゴミ拾いをすることで筋トレ効果を得ながら環境保全活動に貢献でき、身体も心もスッキリできるのが魅力です。 用意するものはいたってシンプル。ジョギングをする服装とゴミを入れる袋があればすぐにでもできます。ただ、汚れたものや鋭利なものを拾うこともあるため、手で拾うようであれば手袋を用意しましょう。拾う屈伸運動がつらい人は長いトングを持っていると便利です。

●プロギングは身近にできる環境保全

プロギングが普及している背景には、ゴミのポイ捨てが後を絶たないことが挙げられます。
タバコの吸い殻やビニール袋、ペットボトルなどはいまだに道端などに捨てられており、海洋生物や植物など身近な動植物に悪影響を及ぼしています。
プロギングは、そんなポイ捨てを少しでも減らす活動として、若者を中心に世界中で注目されています。スウェーデンでこのスポーツが生まれたのも、環境先進国と言われるお国柄だからかもしれません。


■ランニングイベントで竹籠を持つ女性と話したのがプロギングの出会い

そんなプロギングに中村さんはどうやって出会ったのでしょうか。

---中村さんがプロギングと出会ったのはいつ頃ですか?
中村さん:2018年に長野県で開催された小布施見マラソンです。そのマラソン大会は競うより楽しむことを主軸にしたイベントで、本気で走る人もいれば仮装して会場を盛り上げながら走る人もいます。私はゲストランナーとして参加して、ランナーの皆さんと交流しながら走っていました。

走っている途中で、竹籠を背負ってゴミ拾いをしながら走っている女性が気になり、私もゴミ拾いのお手伝いをしながら少しの間並走させていただきました。

---ゴミ拾いをするために竹籠を背負って走っていたのですね。

中村さん:はい。ランニングイベントでは参加者の熱中症防止の観点から給水場が設けられます。そこではコップが置かれていて自由に水分補給をするのですが、当然使い終わったコップはすべて捨てられます。

大会側で用意されているゴミ袋にちゃんと入れる人もいれば、ボランティアさんが後で片付けてくれることを前提に道端に捨てる人もいます。

マラソンが好きだからこそ、大会が終わったあとにボランティアさんや地元住民の方に迷惑をかけないようにしたい、というその女性の気持ちにとても共感しました。そこからしばらく間は空くのですが、2020年の小布施見マラソンでは「私もプロギングをしよう!」と思いたち、竹籠とトングを購入しました。

しかし、新型コロナウイルスの影響で大会は中止。竹籠を背負ってゴミ拾いする機会がなくなりました。「そのまま家に置いておいても意味がない!」と考え、思いきって竹籠を背負って自分の家の近くでゴミ拾いをしてみたんです。

---家の周りからゴミ拾いを始めたのですね! 実際にやってみていかがでしたか?

中村さん:思った以上にゴミが落ちていることにビックリしました。1時間弱のゴミ拾いで45Lのゴミ袋を2枚使用して、どちらもパンパンになったんです。
しかも、ゴミを拾って2週間が経つとまた同じ場所にゴミが落ちていました。これだと毎週ゴミ拾いしても意味がないんじゃないかと心配になりましたね。

一見きれいな街に見えていても、足下をよく見てみるとゴミがたくさん落ちています。おそらくほかの場所でも同じ状況だろうなと思いました。


■ゴミ拾いが誰かの意識を変える大きいきっかけに

---そんなにゴミが落ちていたんですね。今でもゴミ拾いはしていますか?

中村さん:はい、真夏や真冬を避けて、自分の気が向いたタイミングでやるようにしています。無理してやると継続することが難しいと思うので。やってもやってもまた新しいゴミが増えていると落ち込みますが、通りかかった人たちから「ありがとう」と声をかけていただけると、やってよかったなと思います。見知らぬ私に感謝の言葉をかけるのも勇気がいることだと思います。

---改めて、プロギングの魅力はどこにありますか?

中村さん:ゴミ拾いと運動を両立できることです。身体を動かして汗をかきながら環境問題に取り組めるので、一石二鳥のよさがあります。最近はプロギングを広める団体もあるので、同じ気持ちで取り組んでいる人と一緒にするとさらに楽しめると思いますよ。


■「自然の中で遊ばせてもらっている」大事な居場所を自分たちで守る

---「ゴミ拾いをしたいけど、ひとりでするのは恥ずかしい……」と思う人もいると思います。

中村さん:たしかにそう人もいるかもしれませんね。それなら人がいない場所や時間でひっそりとやってもいいと思います。1回やってみると意識が変わります!

「ゴミを拾うちょっとした行動で誰かの役に立てる」そんな貢献できた嬉しさがモチベーションになります。また、自分のやっている姿が人に見られることで、ゴミを捨てる人が減るんじゃないかと期待しています。

---ポイ捨てする人へのアピールにもなりますね。

中村さん:そうです。捨てたゴミを誰かが拾っていると感じると、後ろめたい気持ちになるのではないでしょうか。言うより行動で示したほうが、意識が変わりやすいなと。それでポイ捨てする人が減れば、自然とゴミも減っていくと信じています。

---誰かの行動が周りに広がるのは大事なことですね。一方で「ゴミ拾いだけで環境がよくなるの?」と思う人もいるかもしれません。

中村さん:1人であるとちっぽけな行動に見えますが、その人の行いが周りの人に広まり、多くの人が行えば大々的な環境保全につながります。その積み重ねが大事だと思うんです。

私がプロギングを続けるモチベーションは、誰かから感謝されることに加えてもうひとつあります。それは、自然を大事にしたいという気持ちです。自然は私にとって癒しですし、なくてはならないものです。自分たちの遊び場は自分たちで責任を持ってキレイにし、守って行く。そこに住む動物や植物を大事にするのも当然のことです。

---プロギングを通して環境保全できるのは素晴らしいですね。最後に、読者へ伝えたいことはありますか?

中村さん:「まずは現状を知ること。そして、小さなことの積み重ねが大きなムーブメントを作ること」ですね。身の回りにはたくさんのゴミが落ちていることをジョギングしながら痛感してもらい、それを皮切りにゴミ問題や環境問題について考えてもらうきっかけになれればと思います。

ゴミのポイ捨ては、いいことなんかひとつもないですよね。空き缶やおかしの袋をポイ捨てするだけで街は汚れるし、自然を壊します。何より分解されず地球に残ってしまいます。

今は「ポイ捨てしないで!」なんて当たり前のことを言っている場合ではないと思っています。シングルユースのものを減らしたり、プラスチックを出さない努力をしたりなど行動を起こさないといけない段階。そんな中、自分のことしか考えずポイ捨てする人ってダサいと思うんです。

それに、ゴミ拾いは環境保全活動の中でもっとも敷居が低いと思います。目の前のゴミを拾うだけなので。そのちょっとした行動で世の中がよくなれば、後世にも自然の中で遊べる楽しさを伝えられます。ぜひみなさんで、プロギングを通してそれを知ってもらえたらいいなと思います。


■中村さんの取材を終えて

プロギングは、国内ではまだまだ知名度は低いスポーツではあります。しかし、海外では約100カ国で行われているほど大きなムーブメントになっており、日本でもプロギングイベントが行われるようになりました。

「プロギングを通して、次の世代に“ゴミのポイ捨て=ダサい行動”と認識してもらいたい」という中村さんの言葉が胸に響きました。まだまだゴミのポイ捨てが減らないこのご時世、みなさんもぜひプロギングを始めてみませんか?


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